このブログはこういう方々のために書いています
- FXトレード初心者でテクニカル分析と同時にファンダメンタルズも必要かどうか迷っている方
- 負けトレーダーから億トレーダーへと成功されたFXプロトレーダーたちの成功のきっかけとは?彼らの体験談を聞いたままにお伝えしています。
あなたはファンダメンタルズ派?テクニカル派?

相場環境をみるときにあなたはファンダメンタルズも気にしているか、それともテクニカル分析だけでトレードをされているのだろうか?
わたしが出会ったプロトレーダーさんのなかでも2つに分かれている。全くファンダメンタルズを気にかけないという方とも出会った。大体半々だったように感じる。
今日は両者の意見を比較してみた。

ファンダメンタルズとは何か?
FXにおける「ファンダメンタルズ」とは、以下のような経済・政治的な要因を指す:
主な項目 | 例 |
経済指標 | GDP、雇用統計、インフレ率、製造業PMI など |
金融政策 | 中央銀行の金利政策(利上げ/利下げ)、量的緩和など |
政治リスク | 戦争、政変、選挙、不安定な政局など |
地政学的要因 | 原油価格、貿易摩擦、制裁など |
思い起こせば、トランプ大統領の就任直後(いや、その直前からも)FXへの影響は多大だし、中近東戦争で原油価格が高騰すればまた影響は出る。
トレードスタイルでファンダメンタルズの重要性も変わる
トレードスタイル | ファンダの重要性 | 解説 |
スキャルピング(秒〜分) | ★☆☆☆☆ | チャートの動きがすべて。ファンダの影響は小さいが、指標発表時は要注意。 |
デイトレード(数時間〜1日) | ★★☆☆☆ | 短期的な指標や発言の影響は出る。特に発表時間前後は警戒必要。 |
スイング(数日〜数週間) | ★★★★☆ | 金利差や景気動向、中央銀行の姿勢などが為替に反映される。 |
長期投資(数か月〜年単位) | ★★★★★ | ファンダが核心。国の成長力、金利差、インフレ期待が主な判断材料。 |
ファンダメンタルズ分析の主なポイント
- 金利差が為替を動かす
- 一般に、高金利通貨が買われやすく、低金利通貨が売られやすい傾向があります。
- 例:FRBが利上げ → 米ドル高の圧力
- 経済指標でトレンド転換が起こる
- 米雇用統計、CPI(消費者物価指数)などは市場へのインパクトが非常に大きいです。
- 中央銀行の発言に注意
- 「タカ派(利上げ志向)」なのか「ハト派(利下げ志向)」なのかで市場が動きます。
テクニカル派でもファンダメンタルズを重要と考える
テクニカル派にとってもファンダは無視できない
たとえテクニカル分析重視のトレーダーであっても、ファンダメンタルズも重要と考える,つまり両方を重んじるトレーダーも多い。例えば:
- 経済指標発表直後の乱高下
- 要人発言での急な上下動
- 戦争・金融危機による市場のパニック的反応
こうした場面では、テクニカルが効かない時間帯が生まれるため、わたしはトレードを一時停止する。
なぜなら、大損の経験も、棚からのぼた餅的経験も両方あったので、怖くなり今は一時停止している。
■ まとめ
✅ ファンダメンタルズは特に中長期トレードでは極めて重要
✅ 短期トレーダーも「経済指標の時間」だけはチェックすべき
✅ ファンダとテクニカルを組み合わせることで、より高精度な戦略が可能
トレードにおいてファンダメンタルズは必要ないという根拠
わたしの知る限りでは、ファンダメンタルズを完全無視のトレーダーは5人、あと7人は両方で分析されているが、ただその中でひとりだけかなりファンダメンタルズを重要視される方がいた。
「FXトレードにおいてファンダメンタルズは必要ない」と主張する人たちは少なくない。
その主張には、いくつかの合理的な根拠が存在する。
以下に、その代表的な理由と考え方を詳しくご紹介する。
■ 1. 市場はすべてを織り込んでいる(効率的市場仮説)
- 考え方:「すべてのファンダメンタルズ情報は、すでに価格に織り込まれている」
- つまり、後から経済指標や政策を見ても、価格変動の先読みにはつながらないという立場だ。
- そのため、「チャート(値動き)」こそが最も信頼できる情報源だとする、純粋テクニカル派のトレーダーに多い考え方。
■ 2. ファンダメンタルズは予測が難しすぎる
- 経済指標の結果や要人発言は、予測不可能な要素が多い。
- たとえば、「予想より良い経済指標が出たのに、通貨が下がる」などの “逆行動” が頻繁に起こる。
- このため、「読むのが難しいファンダを無理に使うより、チャートに集中したほうが合理的」という意見。
■ 3. ファンダはタイムラグがある
- 経済指標やニュースは、発表後すぐにプロやAIが自動で反応するため、個人トレーダーが見てからでは すでに手遅れ なことが多い。
- よって、「素人がファンダで勝てるわけがない」という冷静な見方もある。
■ 4. テクニカルのみで利益を出しているトレーダーが多い
- 実際に、スキャルピングやデイトレーダーの多くはファンダを無視して利益を上げている。
- 特に**EA(自動売買システム)**では、ファンダを一切使わず、テクニカル指標や過去データだけで運用する手法が主流だ。
■ 5. ファンダは「後付け解釈」が多い
- 為替の急騰・急落が起こった後、「〇〇の発言が原因だった」とメディアが解説するが、それは結果論にすぎず、リアルタイムで役に立たないという意見がある。
■ 6. ファンダは「方向性」しか分からず、エントリーのタイミングには向かない
- 「アメリカは景気が良さそう→ドル買いかな」と思っても、どこで買うか、いつ損切るかは教えてくれない。
- つまり、ファンダだけでは実戦的な売買判断には不十分だという主張。
■ まとめ:ファンダ不要論の根拠
根拠 | 内容 |
① 効率的市場仮説 | すでに価格にすべて織り込まれている |
② 予測の難しさ | ファンダは逆行動が多く読めない |
③ タイムラグ | 情報はプロが先に反応する |
④ テクニカル完結型トレード | 実際にそれで勝っている人も多い |
⑤ 結果論が多い | ニュースは後付け解釈にすぎない |
⑥ 実戦で使いにくい | タイミングやリスク管理には使えない |

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