今日は『FXで負けたとき、人はどう反応するのか?』というテーマでお話したい。
FXって、勝つことも大事だが、それ以上に“負けたときどう動くか”が本当に大事だと思う。どこまで冷静になれるかだと思う。
なぜなら、感情に飲まれて判断を間違えると、1回の損失が何倍にも膨れ上がってしまうから。
今日は、FXで負けたときによく見られるいろいろな反応パターンをご紹介しながら、どうすれば冷静さを保てるか、一緒に考えていきたい。」

怒り、いらだち
まず1つ目の反応は“怒り”や“いらだち”だ。。
『なんでこんな動きするの⁉』とか、『これは機関投資家の意地悪か?』なんて言いたくなった経験が自分にはある。だって大口投資家によるだましがあるぐらいだから。
つい、相場や他人のせいにしたくなる。
でも実際は、自分の判断ミスだったり、ルールを守らなかっただけだったりする。
落ち込み、自己否定感
2つ目は、“落ち込み”や“自己否定”。
『やっぱり自分には無理かも…』『向いてないのかな…』
そんなふうに、自分を責めてしまう人も多いと思う。

負けたトレードを何度も見返して、後悔ばかりしてしまう。
でも、後悔しても資金は戻らないし、頭の切り替えが大事だ。
リベンジトレード
3つ目の反応は“リベンジトレード”。
『このままじゃ終われない!』って、すぐに次のトレードに入ってしまう。
でも冷静さを失ったまま入ったトレードって、大体また負ける。
そして、損失はさらに大きくなる…いちばん危険なパターンだ。
フリーズ・思考停止
4つ目は“思考停止”。
チャートをただ見てるだけで、何もできなくなる。
損切りのタイミングも逃して、結局ズルズル引っ張ってしまう。
冷静に見れば、対応できた場面なのに、“固まってしまう”。」
現実逃避
5つ目は“現実逃避”。
負けが続くと、『もうチャート見たくない…』ってなってしまう。
トレードのことを考えるのもイヤになって、パソコンを閉じて逃げたくなる。
でも、ここで放置してしまうと、気づいたときには再起が難しくなってしまうらしい。
ギャンブル思考、開き直り

最後、6つ目は“ギャンブル思考”。
『もうどうにでもなれ!』『全額いったれ!』って、開き直って無茶な勝負に出る。
レバレッジをめいっぱい使って、負けたら終わり…という、危険な行動。
こうなると、もはやトレードではなく“賭け”だ。

正しい負け方
「こうして見てみると、FXで負けたときって、いろんな感情に支配されてしまうようだ。
でも、大事なのは、“負けを完全に防ぐ”ことじゃない。だって、誰でも負けるときはあるので、どのように負けを小さくして、どのように負けと向かうかではないだろうか?
1回目の記事で紹介した3人のプロFXトレーダーが共通して言う言葉がある。
「正しい負け方」
この言葉を聞いたとき、最初は違和感があった。負けは負けで反省すべきことなのに、「正しい」ってどういうこと?と感じた。
しかし、どんなにルールに沿って正しくエントリーをしても負けることはある。こんな時は、気にしないこと、やるべきことはやったのだから、正しいことをやって負けたんだから気にするな、という教えらしい。
{結論}FXにメンタルは必要なの?
FXで成功されているプロトレーダーの意見でさえ、2つに分かれている。
自分はどちらを信じるのか?
僭越ながら自分の意見を最後にまとめておくと・・・
FXで勝つ手法は本当に十人十色だ。
手法はなんでもいい。
ただ、どんな聖杯探しをしたところで、どんな素晴らしい手法を使ったところで、必ず負けるときは負ける。
負けたときにどういう反応を示すかは、これまた十人十色ではないだろうか?
●ロット数を増やしてリベンジをする人フォームの始まり
●取り乱してギャンブルトレードをやってしまう人
●いつまでもくよくよする人
●あまり動じない冷静な人
●チャートをしばらく見れなくなるほど動揺度が高い人
人の感じ方はそれぞれだと思うので、決めつけることはできないと思うし、自分が思うに、キレやすい人、短気な人、ネガティブな考えの人にはFXは向かないのではと思う。
また、ロット数のレベルによっても感じ方は違うはずだと思う。
本当に千差万別だと思う。
コメント