あなたのFX資金、ちゃんと守れていますか?

FX

このブログはこんな方々のために書いています

  • FXトレードで頑張っているが未だに資金が増えないと悩んでいる方々へ
  • 負けトレーダーから億トレーダーへと成功されたFXプロトレーダーたちの成功のきっかけとは?彼らの体験談を聞いたままにお伝えしています。

生き残るための資金管理

本日は「FXトレードにおける資金管理法」についてお話ししたい。
FXを初めて1年間ぐらいは、ひたすらエントリーポイント探しとか、聖杯探しや、いろいろなトレーダーの成功話をうらやましく口をぽかんと開けながら聞いていたものだ。

ところが2年目に入って頭でっかちになるほど、いろいろなテクニカル手法を覚えると、これだけでは資金は増えないことが薄々わかり始めた。

多くのトレーダーと会見してお話を聞いて、つくづく悟ったのは、みなさん手法は十人十色で水平線なんか使わないという毎回連勝をしているトレーダー、ダウ理論以外に何か必要ですか?と言うトレーダー、フィボナッチだけでやるトレーダー、ファンダメンタルズを主体にやるトレーダー。挙げ句の果て、

「手法はなんでもいいから自分のマイルールを持て」といわれる結末。

そこで手法以外に何かあるはずとおもいはじめた。むしろ、テクニカル手法よりも大切なことがあるのでは?と思い始めた。それが資金管理法だ。


テクニカル分析やファンダメンタルズが注目されがちだが、長期的に生き残るトレーダーにとって、資金管理も重要なスキルの一つだ。会社経営にしても同じではないだろうか?いくらヒット商品を持っていても,会社のバランスシートを把握できていないと破綻するかもしれない。FXで資金管理をしないでトレードをするのは、どんぶり勘定で会社経営をしているのと同じではないだろうか?


資金管理とは?

資金管理とは、「手元資金をいかに守りながら、安定して利益を狙うか」という戦略で、大きく勝つより、致命的に負けないことが目的だ。

この表現は複数のプロトレーダーから聞いた。
某トレーダーの表現を借りれば、

トレーダー1;勝つことも大切だけど、とにかく生き残っていてくださいね。生き残っていれば、なんとかなるチャンスが残されています。

トレーダー2;むりやりエントリーしなくていいんです。無理矢理したら資金を失う可能性が高まりますが、しなければ少なくとも資金は1円も減らないんです。

資金管理が甘いと、いくら優れた分析をしていても、
「一度の損失」で退場になりかねない。


資金管理の3本柱

  1. リスク許容度の設定
  2. ロットサイズの調整
  3. 損切りラインの明確化

この3つが資金管理の中心で順に説明していく。


リスク許容度の設定

自分の口座資金に対して、1回のトレードで何%までリスクを取るのか?
これを「リスク許容度」と言う。

例えば、100万円の口座資金があって、
1回のトレードで2%までリスクを取るなら、最大損失は2万円までだ。

私が出会ったプロトレーダーで一番多かったのが、2%から3%。
1%のトレーダーは一人だけ。ドバイ在住の損切りを設定しないジョニーさんは、
100%だ。しかし、資金は1~2万円。
失えば1~2万円。1000ロットなので、勝てば凄い金額。


ロットサイズの調整

許容リスクに基づいて、ロットサイズ(取引数量)を逆算する。

例:

  • 口座残高100万円
  • 許容損失:2% → 2万円
  • 損切り幅:20pips
  • 通貨:ドル円(1万通貨=100円の変動で1,000円)

この場合、
ロット数は = 2万円 ÷(20pips × 100円)= 10,000通貨(1ロット)

わたしは最初はこれが面倒だったが、
ある先生がこれをしないなんて、運転免許証を持たないで、車の運転をしているのと同じくらい危険と言われた。


損切りラインの明確化

損切り(ロスカット)を事前に設定することが資金管理の基本だ。。

・「ここまで来たらシナリオ崩壊」
・「感情に流されず、ルール通りに切る」

こうした明確な基準が、資金を守り、メンタルも安定させる

これは車の運転に例えると万が一のときのためのシートベルトしていない状態といった先生もいた。


利益確定とリスクリワード

利益確定にもルールが必要。
重要なのはリスクリワード比(Risk: Reward Ratio)。

例:

  • 損切り20pips
  • 利確40pips
    → リスクリワード比 1:2

この比率を守れば、勝率50%以下でもトータルでプラスが可能になる。

比率はトレーダーによってまちまちだ。
1:1, 1:2, 1:3, が多い中でひとりのトレーダーだけは、1:10だった。
このトレーダーは損切りも異例で、雀の涙ほどしか損切りはとらないので、
よく損切りに会うが、あっても再エントリーしている。


分割エントリー・分割決済

上級者はさらに資金管理を高度化します。

エントリーを複数に分けて平均化
利益も段階的に確定し、リスクを軽減

→ 一撃で大勝を狙うより、積み上げ型のトレードが安定性を生む

これはシンガポール在住の及川師匠のやり方だ。

方法①;師匠は同じ通貨ペア例えばUSDJPYならそれを3つか4つに分けてエントリーする。
方法②;彼は約3億円の資金でトレードをしているが、
5000万円づつに6つに分けている。
そして、その5000万は思い切りどかんと使う。
ロット数は毎回30ロット。

この方法を彼はお弟子さんにも勧めている。

特に「コツコツどかん」の解決法は?と相談すると,特に方法②を勧める。
30万円が300万円になったとしたら、3つに分けて資金管理をする。

実践のためのポイント


  • トレード前に必ず損切りとロットを計算する
  • 毎回同じルールを守ることで、感情に左右されない習慣化
  • 定期的に自分のトレードを振り返り、改善する

資金管理は一度学んで終わりではなく、磨き続ける技術


まとめ

✅ 資金管理は「生き残るための戦略」
✅ 3つの柱:リスク許容度・ロット調整・損切り設定
✅ 安定した利益は、資金管理なくして成り立たない


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